ゲーム&映画&小説の紹介・批評~たねの木~

ゲーム、映画、小説など幅広いエンタメ作品を紹介したり、批評をしていきます。 あくまで管理人個人の考えなのでご了承ください!

FINAL FANTASY XVI (FF16)の個人的評価![Tスコア:96点]

こんにちはTaiです。

初めてのゲーム批評(評価)なので、文章が変になってしまってる所もあるかもしれませんがよろしくお願いします!! ネタバレは基本書きません!ただし、公式サイトに出ている情報などまでは書くかもしれませんm(_ _"m)

 

今回は6月22日に発売された「FINAL FANTASY XVI」(FF16)を批評していきます!  

 

 

※[Tスコア]5つの観点から100点満点で評価します※詳しくは一番最初の記事を見てね

ゲームとしての面白さ(60)

ストーリー(20)

価格満足度(10)

音楽(5)

グラフィック(5) 

 

 

[FINAL FANTASY XVI Tスコア]    

58/19/9/5/5 →96点/100点満点

▼総評

 今作はストーリー主導のRPGとして非常に素晴らしい作品だと思った。すべては重厚なストーリーを体験するために最適化されている。 
 それゆえに近年発売されてきたAAAタイトルと比べると不要なところを削ぎ落している印象。それがユーザーにどう刺さるかが焦点であると感じる。
 なぜか違うジャンルや、オープンワールドのゲームと比較や批判をされることの多い、このゲームだが、それはナンセンスだと思う。
 そもそもの方向性が違うからである。自由度の高さを売りにするオープンワールドのゲームと比べると、その観点だけで言えば見劣りするのかもしれないが、そもそもその土俵で勝負をしてないと感じたからこのような言い方をした。
  PS5の能力を最大限使っているこのゲームが、次世代のゲームの基準点になるにはあまりに高い壁となるでしょう。
 
 それでは以下の観点から詳しく書いていきます!

 

▼ゲームとしての面白さ(ゲームデザイン、戦闘、そのゲームの売りの部分、そのゲームで繰り返す部分等) ・・58点/60点満点 

前作のFF15に続き、アクションを採用した今作。
戦闘は非常に面白かったです!様々なアビリティの豊富さ、ストーリーを進行することで様々な召喚獣アクションが楽しめて、見た目も派手でやりごたえ抜群!
回避やパリイなどはやや簡単に出来るように設定されていたが、どのようにコンボを繋げていくかなど奥深さもある。
ゲーム初心者やアクションが苦手な人用にオート回避などのアクセサリーが用意されていたり、ゲームオーバーになったらポーションが自動で回復していたりと、とにかくゲームをプレイする、ストーリーを体験する難易度を下げている印象があった。しかし、2週目で高難易度モードや、スコアアタックなどゲームに慣れているユーザーへのコンテンツも豊富に用意されている。
また、召喚獣vs召喚獣のバトルでは非常に迫力があるのと同時に、今までだったらムービーで済まされていたところを、自分で操作できるなんて非常に素晴らしい!QTE要素が強めではあったが、上手くアクションとのバランスが取られていました。

 

マップは、様々な美しいロケーションなど大小さまざまあったが、マップ間の行き来はファストトラベルで行われる。ここが個人的には改善点があるように感じた。
先程も言った通り、ストーリー体験を優先して最適化しているため、すぐにファストトラベルで次の街へ行くのは楽である。しかし、その道中をキャラクターを操作して、目的地まで行きたいという人も多いのではないかと思った。また、街中でのダッシュのスピードが遅いことも改善点の1つだと思う。

 

面白さに直接関係するものではないが、ロード時間は無く非常に快適なゲーム体験でした。PS5オンリーで開発していたこともあり、最適化がしっかりされているなあと感じた。近年のゲームの中で一番ロード時間早いのではないか!?くらい早かったです!
グラフィックが綺麗なのにこれはスゴイですね!
ただ、それでも4K・60FPSで遊べないのは残念というかPS5にはそこまで性能が無いのかなあなんてのも思った。

 

その他、少し気になった点はチョコボ開放など、大事な機能を開放するのにサブクエをしなければならないのだが、このサブクエが大事!というUIがやや不親切だと感じた。
サブクエのマークの下にUIが出ているのだが、このゲーム全体は初心者でも出来るように、親切に設計されているので、そこも親切にしてほしかったなあと思いました。
グラフィックがリアルであるからこそ、遠くに見えるモンスターがカクカクで動いていたのは少し違和感がありましたw が、そういう遊び心ではないけどゲームらしさがあって安心しましたw。

 

▼ストーリー・・19点/20点満点

序盤からワクワクする展開が続き、ノンストップで壮大な世界観を堪能できた。
しっかりと世界観を作り込んでいるのがしっかりプレイヤーに伝わってきました!
また、ダークファンタジーなだけあって、血の表現や18禁の表現が多くあったのでリビングではあんまりプレイ出来ないかもw!?
特に、序盤の展開の怒涛さは近年のエンターテインメント全体を見ても稀にみる凄さがあった!
ネタバレになってしまうので、詳しくは言えないがラスボスに関しては少し残念だった。
残念だったというのは、中盤からラスボスの存在はほのめかしていたものの、唐突感があったし感情移入出来るシーンも少なかった。
バハムート戦までが個人的なクライマックスでした!w
ただ、全体を見ると非常に良く出来たストーリーであり、世界観、登場人物の会話やエピソードも素晴らしかった。
なので1点マイナスして19点という評価にしました。

 

▼価格満足度・・9点/10点満点
近年のAAAタイトルに比べても高めの値段ではあるが、全ての要素でクオリティが高いと感じた!
ストーリー主導のゲームとしては、2022年に発売された「ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク」と並んで世界トップの作品であると感じた。
充分に価格に見合うゲームであり、世界トップレベルの作品であることは間違いない。
やはり日本のゲームが世界に勝負できるというのは何だか誇らしいですね!
ゲームボリュームに関しても、メインストーリーでも40時間くらいあり、サブクエやエンドコンテンツが豊富なのでこの点に関しても大満足である。
ただ、9900円というのはやはり高く、他の評価ポイントでも気になるところがいくつかあるので、とても素晴らしい作品ではあるが今回は9点としました。

 

▼音楽・・5点/5点満点
音楽は、文句なしで最高評価の5点!
コンポーザーである祖堅 正慶さんが手がけている為、素晴らしい音楽になるんだろうなあとは思っていましたが、想像を遥かに超える素晴らしい音楽の数々でした。
特に召喚獣合戦時の様々な音楽には毎回鳥肌が立ちました!
またインタラクティブミュージックというシステムを採用し、絶えず変化し続けるバトルコンテンツに対して、複数の曲を用意して切り替えるという手法にしているため、一番盛り上がるところに曲のサビを持ってくるなどゲーム体験との一体感がものすごくありました!
今作の中では、個人的にAwayという曲が好きです!

 

▼グラフィック・・5点/5点満点
グラフィックも最高評価の5点!
FFシリーズは毎回グラフィックが素晴らしく、特に人物の表現がすごいです!
フォトリアルな表現でここまで綺麗に仕上がってるのは、世界でも数少ないです。
今回は個人的な所見になりますがグラフィックに全振りしていないところも良いなと思いました。
もちろんグラフィックにこだわっていて、綺麗だったのですが、ロード時間やゲーム体験を重視しながら、余計なところを作り込むのではなく、あくまでもゲームとしてのグラフィックになっていた。またほとんどリアルタイムでムービーシーンも作られているのもすごかった!

 


[製品情報]
開発会社:SQUARE ENIX
対応機種:PlayStation®5
ジャンル:アクションRPG
プレイ人数:1人
CERO:D
ボイス対応言語:日本語/英語/フランス語/イタリア語/ドイツ語/スペイン語ラテンアメリカ
価格:9900円
発売日:2023/06/22

 

※AAAタイトル(トリプル・エー・タイトル)・・莫大な開発費を投じて作られたゲームのことです。大手企業のゲームパブリッシャーが、開発に莫大な時間・人・資金をそそぎこんだゲームのことを言います。簡単に言えば大規模なゲームということですね!

 

 

★最後に・・・

どのゲームをプレイして批評してほしいなど、ありましたらコメントください~!

ゲームに限らず、映画、アニメなども大歓迎です!

 

 

ゲームの批評をするときのスコア基準について [Tスコア]

 

こんにちは!taiです!

このブログでは主にゲームの感想や批評をしていきます。

その中で、具体的な点数をゲームにつけた方が基準が分かりやすくて良いかなあと思ったので以下の基準でTスコアという点数をつけようと思います。

※あくまでの主観なのでご了承くださいm(_ _"m)

 

▼Tスコア評価基準

(売上本数等は評価に入れない  それをすると、インディーの作品の評価基準がぶれるため) 

100点満点の内訳

ゲームとしての面白さ・・60点

ストーリー・・20点

価格満足度・・10点

グラフィック・・5点

音楽・・5点

 

※ゲームとしての面白さ(ゲームデザイン、戦闘、そのゲームの売りの部分、そのゲームで繰り返す部分等) 

※価格満足度・・価格に対してどれだけ満足できたか(値段が高いゲームは、ちゃんと面白くないと、この点数は伸びない) 

※ストーリーにかなり重み付けをしているのは自分がストーリー重視の為 

  

[点数早見表]

100点・・非常に素晴らしい作品! 

95点・・ 素晴らしい作品!

90点・・ 面白い作品!

---------神ゲー

80点・・ 気になるところはあるが、面白い作品

---------人にオススメ出来る範囲 

70点 ・・かなり気になるところがあるが、面白い作品

60点 ・・標準的な作品

---------まあまあ 

50点以下はう~ん